前回の記事ではブログの全体の基本的な書き方、考え方についてまとめましたが、今回は記事の思いつき方についてまとめていこうと思います。
また、今回はアイデアの出し方について、方法を沢山紹介するわけではなく、だれでもすぐに始められるようなものだけを取り上げました。
※引用させていただいた記事のリンクはページの一番下に書いてあります。
☆すごく重要
◎かなり重要
○重要
目次
◎午前中に考える
よく言われている事ですが、午前中は頭の回転が良く、アイデアを思いつくには最適な時間帯だといいます。
理由についてまとめてみました。
理由:
1.朝日を浴びることで脳を活性化することができる。
2.夢を見ることで物事の関連性を結びつけている
3.起きてすぐは脳がクリアになっている
以上の点から、午前中の時間帯には「定期的な会議」「メールの確認作業」などのさして頭を使わないような作業をするのはもったいないという意見もありました。
ただ、この研究について否定しているわけではないですが、イタリアのサクロ・クオーレ・カトリック大学の1426人を対象にした研究によると、午後10時4分に創造力が最も高くなると発表しているそうです。
午前中と午後10時頃にクリエイティブな作業を割り当てるのが、効率的かもしれません。
他にも同じ実験中にシャワーを浴びることで、考えの行き詰まりを突破するという回答をした人が44%もいたそうです。
◎ぼーっとする時間帯に考える
研究者Mareike Wieth氏らの研究によると、
ぼーっとしている時間帯に創造的なことを行い、目がさえている時間帯には論理的な思考をするべきだといったそうです。
前回の記事「重要だけ:ブログの書き方」でもお話ししましたが、「集中」と「分散」(妄想)を繰り返すことで、創造力が高まるそうです。
◎70dB(騒がしいカフェ)で考える
ブリティッシュコロンビア大学の学生65人を集めてさまざまの騒音環境の中でアイデアを作らせようとした実験の結果、
50dBの静かな環境よりも70dB(騒がしいカフェ)の環境で考えさせた方がクリエイティブな能力が発揮されたそうです。
しかし、85dB(走行中の電車内など)の環境ではむしろ能力が抑制されたといいます。
騒音の大きさについての目安で表がありましたので、確認してみるといいと思います。
◎こだわりを持たない
オリジナルのアイデアというのにこだわりすぎると、いつまでも文章が書けないということがあります。
いくらアイデアを思いついて調べてみても、既存の物であったということになれば、考え直してしまうからです。
そのようなときはすべてオリジナルで考えるというこだわりを一度なくして、既存のアイデアにどのような付加価値を付けられるかということを重点的に考えてみましょう。
長年読者から愛されている「ジェームス W.ヤング 」氏の「アイデアのつくり方」にも
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
「新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性を見つけ出す才能に依存する」
と綴っています。
そこで次にご紹介する関連性を作り出すための「エクスカーション法」が効果的です。
☆アイデアを作るには、エクスカーション法
あるテーマに対して、動物、職業、場所のそれぞれから複数個用意して、それぞれの関連性を導く方法で、アイデアを作るのにとても簡単な方法の1つです。
実際に具体例を用意すると
例
テーマ:新しいキーボード
動物のエクスカーション1:猫
連想ワード | アイデア |
かわいい | 可愛いデザイン |
肉球がある | 押し心地がふにゃふにゃしている |
鳴く | 押すと音が出る |
走り回る | キャスターを付けて動かしやすくする |
目が光る | 光るキーボード |
この思考法の肝はアイデアを思いつく量とスピードだそうで、実現可能かなどの事については後に決める方法となっています。
動物、場所、職業の種類も豊富にあるので、ブログの内容に迷ったときに使えそうな手ですね。
〇マルチタスクをやめるか、方法を変える
マルチタスクは様々な理由からやめた方がいいという事が言われています。
理由:
1.人間の脳はマルチタスクに向いていない
2.集中力を低下させ、脳を委縮させる
3.生産性がシングルタスクに比べて40%も低くなる
これらの理由で、マルチタスクをしている人は実は仕事が進んでいないなどと言われていましたが、
コロンビア大学の研究でマルチタスクをしても生産性を下げないようにする方法はないかという実験が行われました。
結果、アイデアを要求される作業において、あらかじめ決められたタイミングで作業を切り替えて行ったマルチタスクの方が、シングルタスクよりも生産性を大きく上げることができたそうです。
まとめ
今回の記事を大まかにまとめると、「午前中に騒がしめのカフェで決められたスケジュールでエクスカーション法を用いる」というのが今回調べた中で生産性を上げる方法だということが分かりました。
他にも「カラフルな部屋で」「天井の高い部屋で」などメモには書いてありましたが、出典元が分からなくなってしまったので、今回は割愛しました。
また、アイデアに関して情報があれば更新していきます。
引用元一覧
【エクスカーション法】右脳派にオススメの楽しいアイデア発想術